この記事はこんな人にお勧め
本格的な登山にチャレンジしたい
大自然の中に浸りたい
お猿さんに会いたい
縄文杉とは?
杉の木の中でも、樹齢が1000年を超えているものを「屋久杉」という
屋久杉の中でも、現在確認されている限りでは「縄文杉」が最大
樹齢2000~7200年といわれている
屋久島に来たからには、樹齢が何千年とも言われる縄文杉に行かないわけにはいかない。
そこそこの時間をかけての登山となりますが、さすがに他の世界遺産である富士山なんかよりは全然簡単に登れますので、本格的に登山がしてみたいという人はぜひやってみましょう♪
各所都市部からも屋久島までは飛行機で簡単に行けますし、ハードルはそこまで高くないはず!
縄文杉登山写真集動画
縄文杉登山写真
12月の末に屋久島へ来たのですが、この時期は登山道までのマイカー規制が解かれていて、
登山道まで一気にレンタカーでやってまいりました。
規制かかっていてバスでここまで来るとなるとかなり早起き(4時くらい)することになるんですよね・・・
ハードルは低いと言ったものの、ここはネックなところではあります。。。
とはいえレンタカーでも朝の5時半には宿を出発してて、6時半過ぎに登山道に到着。
往復約8時間かかるといわれていて、7時過ぎには登り始めてくださいとの注意書きが書いてありました。
さて、登山道からスタートしましたが
実は最初の2時間ほどはこのトロッコ道のゆるーい上り坂(ほぼ平坦)を歩いていくことになります。
後に行った屋久杉自然館では、このトロッコ道が昔どのように使われていたかを映像付きで見ることができました。
これがかなりおもしろくて縄文杉登山した人には必ず行ってほしいところです♪
こんな生活してた人がいたんだなーと感動しますよ!
まだまだトロッコ道は続きます・・・
1時間ほど歩いたところで休憩。すでに若干トロッコ道に飽きてます。
縄文杉がこの登山の最終到達ポイントではありますが、
このように樹齢1000年以上の屋久杉が道中いろいろ見ることができます。
2時間ほど歩いたらトロッコ道が終わり、ここから本格的な登山が始まります。
さっきまでとは打って変わってなかなかハードな道のりで、
ポーチに入れていたカメラが邪魔になってきてリュックにしまってしまいました・・・
なので登りはここから写真少なめです。。。
今思えばスマホ持ってたんだからそれで撮ればそんなに邪魔にならずに行けたのにな・・・
これは「ウィルソン株」と呼ばれるものです。
ハーバード大学樹木園のための収集に日本を訪れたイギリス人の植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン (Ernest Henry Wilson) 博士により調査され、ソメイヨシノなど多くの桜などの収集とともに1914年に西洋文化圏に紹介され、後年この株の名前の由来となった。縄文杉発見(1966年)の52年前の調査である。
Wikipedia「ウィルソン株」より
この株は中に入ることができます。
さて、年末の冬ということもあって登れ登るほど足元に雪が多くなってきます。
ガイドさん付きのツアーで来てる人たちは、ガイドさんから促されて皆さんアイゼンを履いたりと雪対策をしていましたが、
僕は相変わらず勢いだけで動き始めるのでそんな準備はまったくせず普通のスニーカーで登りました・・・。
先にお伝えしておきます。。。結果的には無事だったんですが、
スニーカーで登るのは絶対にやめたほうが良いです。
縄文杉までけっこう道が整備されていて、木でできた階段なんかが多いのですが、
それがあまりにも滑るため、
四つん這いで登ったり
尻もちを付きながら滑り台を滑るようにして降りる
という、滑稽な姿で登山する羽目になります。
かなり慎重に移動していましたが、それでも何度か転びそうになりましたので
皆さん冬に登る際は必ず装備をちゃんと身に着けてから登りましょう。
登山用品がレンタルできる場所もありますので、事前に買っておかなくてもそちらでレンタルもできます。
縄文杉付近の道はもうこんな感じです・・・
というわけで、悪路(いや、テキトー装備の自分が悪い)を乗り越え、縄文杉までやってまいりました。
け、けっこう遠くからしか見れない・・・
なんか昔は触れたりしたそうですが、さすがに観光客が増えてきて近寄れないようです。
大体ここまで10分休憩掛ける込みで4時間ちょいくらいだったと思います。
後半苦戦しましたが周りと比較してまぁまぁ速い方だったかもしれません。まぁ一人だったし。
横からの縄文杉もどうぞ。
足場が悪いのもあるのでこの後はさっさと下ってしまいます。
こけないように下っていくだめ、ちょくちょく正規の道からやや外れたところを通ることが多く
(みんなが通る道は雪が固まってかなり滑りやすい)
すれ違う人からちょっと変な目で見られていたような気がしますが、
こちとら怪我するわけにはいかないのでそんな目線にはかまっていられません(^^;
恥を忍んで、脇道を滑り台降りであります。
トロッコ道まで降りたら持ってきたお弁当でお昼ご飯を食べて、
もうすっかり雪が無くなった道を優雅に降りていきます。
すると、行きでは目にすることのなかったお猿さんがトロッコ道まで出てきてました。
かなり人慣れしてるようで、けっこう近くを通り過ぎたりします。
トロッコの切り替えするやつ。
この写真の小屋はトイレです。昔はなかったらしいですが、ここにあるのは非常にありがたいです。(登り始めから1時間ちょいくらいのとこにあります)
のーんびりと景色を眺めながら、
下って下って、
登山道まで戻ってきました。
登り始めは6時40分くらいで、帰ってきたのは14時10分でした。
なので往復7時間半といったところですかね。
大体の人はこれより時間かけていたと思うので、今後縄文杉登山を考えている方は8時間くらいは見積もっておいた方が良いかと思います♪
あと、靴の準備をお願いします。。。(笑)
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