【ディズニーワールドマラソン】新しいことを避けているとチャンスを逃すというお話

旅人の考えること

新しいことに挑戦するってどんなことよりも大変です。

不慣れな動きをしなければならないこともあるし、何よりも頭を非常に使うことになります。

自分が今まで培ってきたロジックがすべて崩れて、自身の頭の中で全く新しい枠組みができあがることになります。そこまで大きな変化だったらそりゃあ大変ですよね。

頭の中で起こる革命といっていいほどのことです。

悲しいことに、人はこの変化を恐れてしまって新しいことに挑戦しようとしなくなってしまいます。

特に年齢を重ねるごとに。

この「現状維持」を続けることは、実は大きなチャンスを失っています。

以前こんなことがありました。

フロリダのディズニーワールドに行った時のことです。

そこでは毎年初、ディズニーワールドマラソンという大きなイベントが開催されます。

これはおもしろそうだと思って、僕は当時働いていた職場の仲間に声をかけ、マラソンも楽しみながらテーマパークをエンジョイする旅行企画をたてました。

すると男女ひとりづつがこの話に乗ってくれました。

旅行の約4か月前です。

しかし時が経つにつれそのうちの女性が、マラソンに参加することを濁し始めました。

そして最終的にはフロリダに来たものの、マラソンにだけ参加しなくなったのです。

理由は言ってしまえば「大変だから」です。

「別に完走しなくていいし、やめたいときにやめればいいよ」などと説得をしましたが、全く聞こうとしませんでした。

結果どうだったか?

マラソン当日、彼女は前後の日でも同じように行っていたショッピングとテーマパーク遊びに明け暮れているのみ。

一方僕たち二人はどうだったでしょうか。

実はこの日、朝はマラソンで昼からはアメフト観戦(13時~)というかなりのハードスケジュールでした。

実際の流れを時系列で追うと、

①0430頃 起床

②0530頃 最初のグループが出走(僕たちはスタート前で待機)

③0630頃 やっと僕たちのグループが出走

④0930頃 アメフトの時間がせまっていたので途中リタイヤ

⑤1000頃 ホテルに戻ってシャワーを浴びる

⑥1030頃 アメフトスタジアムへ向けてUberで車を呼び出発(スタジアムまで車で3時間)

⑦1330頃 スタジアム到着&観戦

元々アメフト観戦はマラソンの前日でした。

しかしアメフトの観戦日がマラソン当日に急遽ずれ込みバッティングしてしまいました。

旅行直前にそれが分かり、当日の流れを練りに練ってどちらも楽しめるようなプランを作りました。

「ギャー、どないしよー!」と叫びながら流れを考えていたのは今でも覚えています。

「アメフトのキックオフタイムから逆算して自分たちの走力も踏まえた結果、ハーフの距離(21KMほど)を走ってリタイヤすれば丁度良さそうだな。」

「あ、ハーフ走ると「アニマルキングダム」あたりでリタイヤできるから、ここからホテルまでバスで帰って次の準備ができそうだな。」(マラソンルートは広大な敷地全体で、4つのテーマパークをすべて通過します。)

そんなことを考えていました。

もうこの当日の流れを考えるところからおもしろいったらありゃしない。

当日は無理ないペースで走ったり歩いたりを繰り返し、計画通りアニマルキングダムでリタイヤしました。

しかしホテルまでのバスの位置が分からず迷子になりました。

いろいろと彷徨ってバスの位置がわかってからも、人込みが多く次の時間も迫っているので、再度ランナーのいるコースに割り込み、ショートカットしてバスの方まで向かったりしました。

この時は必死になっていてさながらアドベンチャー気分でした。

ホテルに帰ってUberを呼んだものの、ドライバーはまさかのスペイン語しか通じない人で、コミュニケーションに苦労しました。

その人にクレジットカードでの決済で金額を間違えられ、Uberにクレームを入れるはめになったりもしました。

アメフト観戦の帰り道で「お金をくれ」とせまってこられました。

しかも2回ありました。

本当にハプニングの連続でした。

でもどうでしょうか?この日は今でも鮮明に覚えています。

今こうやってみなさんに話すことができています。

計画の立て方やトラブルの対処法など、学ぶことは多かったです。

間違いなく僕の人生の中で最高の一日のうちのひとつだったと思います。

そんな日になることを・・・これほどまでのチャンスを、彼女は捨ててしまったのです。

こころがキュと締まる気持ち、現状のままだと上手くいかないだろうという不安、それを乗り越えてこそ楽しい未来が待っていると思います。

チャンスを捨てないよう色々挑戦していきましょう♪

そるとでしたっ!

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